Project Story #04
ニッポンを、開国せよ。

2019年1月にサービスを開始した新規事業は、海外のITエンジニア人材を日本企業へとつなぐ「人材紹介」でした。
“ITと語学”の全研本社が、なぜ畑違いの人材業界へ?
そして、立ち上げメンバー達を突き動かし続けたモチベーションは、何だったのか。
――海外労働者から選ばれる国、日本へ。まさにオール全研本社を投入した一大事業となった今回のプロジェクトの、サービス開始までの1年を振り返ります。

主要プロジェクトメンバーはこちら ▼

リサーチ開始

少子高齢化に伴う深刻な労働人材不足という国内の現状に対して、当社が出した一つの答えは、これまでの長年の企業向け語学研修での実績や、日本語学校というリソースを活用して外国人の人材育成を行い、働き方の多様性(ダイバーシティ)を推進する事でした。さっそく、国内のニーズや、海外の働き手に関するマーケティング・リサーチを開始。
2018年1月には、事業責任者として木村が全研にジョインし、ついに事業部として活動をスタートしました。

リサーチ開始

初めての現地視察

事業部発足後、初めての仕事はベトナム視察。主要3都市(ハノイ、ホーチミン、ダナン)を巡り、現地の就職事情をヒアリングして回りました。そこで目の当たりにしたのは、日本がアジアの働き手に選ばれない国になっている事実――海外での就業を目指す技能実習生が、日本よりも韓国や中国に行きたいと次々に口にするのを見て、はっきりとした危機感を覚えました。

初めての現地視察

第一ターゲットはインド

その後も東南アジアから東ヨーロッパまで、全10ヶ国13都市を巡りましたが、どこも日本の存在感は頼りなく――そんな中、私たちが商機を見出したのは、世界一のIT大国インドでした。現在のインドはIT人材の就職口が少ない一方、日本の情報が不足しており、就職の選択肢としてまだ選ばれていませんでした。日本の人材企業も目立った開拓をしていません。そこで第一ターゲットをこの地に定めました。

第一ターゲットはインド

トップ大学との提携

まだまだカースト文化が根強く残るインドでは、コネクションのない新規開拓が困難な市場です。当社が長年培ってきた海外大学とのコネクションはもちろん、現地のホテルや移動中の飛行機、空港など、あらゆる場所で飛び込み営業に近い形で情報収集や人脈開拓を行い、強力なパートナーを獲得。上位大学の上層部と接触し、インドのシリコンバレーと呼ばれるバンガロールのトップ大学との提携に成功しました。

トップ大学との提携

初の現地選考会

インドの学生のレベルの高さには自信がありましたが、受け入れ側の日本企業に伝わるのか――その真価が問われる現地での選考会を実施しました。私たちの初めてのクライアントとなる3社は、いずれも日本国内での人材獲得に危機意識を感じており、海外に活路を見出そうとしているタイミングでした。結果、3社ともに日本の現役エンジニアと比べても遜色のない高レベル人材を獲得でき、関係者全員が大きな手ごたえを感じました。

初の現地選考会

サービス開始

いよいよビジネスモデルを確立し、メンバーを増員。2019年1月に無事営業をスタートしました。そして、インド現地法人立ち上げの準備も開始。とはいえ、まだ始まったばかりの事業です。日本を変える為に、これからも走り続けます。

サービス開始

Staff talk

事業責任者 木村 裕一
×
海外事業企画 田中 志穂
×
マーケティング・リサーチ 岡田 宏紀

インタビュー

【木村】 最初のベトナム視察がもう、衝撃だったんですよ。現地の技能実習生に話を聞いても、彼らはもう日本ではなく韓国や中国を見ていました。「日本人は、人はいいがお金を出さない」と言われて、日本がアジアから選ばれない国になって来ているという事を肌身に感じました。視察中ずっと「日本ヤバイ」が口癖になるほどでした。
【田中】 そのヤバさを体感してもらえて本当によかったです。日本が置かれている状況は、日本の中にいると気が付かないんですよ。
【木村】 田中係長との視察中、合言葉は「開国」でしたからね。日本は鎖国している、開国しなくては!という。ただ同時に、日本人の先輩方に感謝する事も多くて。上の世代の方たちが日本を背負ってアジアを開拓してくれていたから、どこに視察に行っても日本に悪い印象を持っている人がいなかった。
【田中】 ありがたかったです。
第一ターゲットをバンガロールに決めた理由は、学生が優秀という事はもちろん、インド南部の国民性もありましたね。
【木村】 素朴で優しい人が多いので、日本の国民性とも合うと思う。
【田中】 そして多くのIT人材が国内での就職に困っていて、海外に目を向けているというタイミングも良かったと思います。現地の説明会で、全研なんて名前も知らないでしょうに試験に500人も集まったのはすごい光景でした。

【木村】 その時の試験結果も優秀だったから驚きましたよね。
僕と田中係長はこの事業を行う為に全研にジョインした訳ですが、もともと全研にいた宏紀さんはなぜこの事業に関わろうと思ったんですか?
【岡田】 ある日突然、取締役に呼ばれて、新規事業を立ち上げるからやらないかと。3日考えておいでと言われたんですが、席に戻るまでの数分でもう腹を決めてました。
【田中】 いきなり飛び出した話だったのに、戸惑わなかったんですか?
【岡田】 自分の仕事の軸である地方創生や地域活性化につなげられると思いましたし、会社が新しい事を始めるタイミングに関われるのは滅多にないチャンスだと思ったんですよね。
【木村】 僕たちが視察や出張に行っている間、日本での全てのバックオフィス業務を担ってくれていた宏紀さんの頑張りがなければ、ここまで来られなかったと思う。
【岡田】 新しい会社を立ち上げたかのような感覚でした。稟議書ひとつとっても、ルールを把握するところからだったので(笑)本当に多くの部署の方に助けて頂きました。ダイバーシティ事業部は3人で始まりましたが、間違いなくオール全研で作り上げた部署だと思います。
【木村】 まさにそうですね。ここからが本番です。道のりは長いですが、一緒に頑張りましょう!

インタビュー

Other Staff

Other Projects

英会話スクール立ち上げ

英会話スクール立ち上げ

WEDDY アプリ開発

WEDDY アプリ開発

新卒採用サイト制作

新卒採用サイト制作

海外IT人材事業立ち上げ

海外IT人材事業立ち上げ