Project Story #03
全研流、採用サイトの作り方。

2017年7月6日、大安吉日に新卒採用サイトをリニューアルしました。
採用に力を入れている企業なら、少なからず自社採用サイトに課題を感じています。「会社の社風がうまく伝えられない」「せっかく用意したコンテンツが閲覧されない」「前回使った技術が古くなってきた」等。
当社でも例にもれず課題がありましたが、今回は、とある実験的な手法を取り入れてリニューアルを行いました。ここでは、新しい新卒採用サイトがどのような工程をたどって完成したか、ご紹介します。

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要件定義

2017年2月某日よりプロジェクトスタート。今回はGoogleが提唱した「デザインスプリント」というフレームワークを取り入れ、短期間で集中して話し合い、一気にプロトタイプを作り上げました。
(さまざまな前提条件をクリアする必要はありますが)デザインスプリントの工程通りに進めていけば、5営業日でサイトの目的・目標・ペルソナ・ジャーニーマップ等を整理し、必要なコンテンツアイデアを出しつくし、ワイヤーを描くところまで進められます。
話し合いの結果、今回の新卒採用サイトは、全研本社が大切にしていて、かつ強みでもある「人」そのものを打ち出し、社員の仕事観に共感していただける学生さんからご応募頂けるようなユーザー導線を引く事になりました。
余談ですが、デザインスプリントに使用するのは大量の付箋、ふせん、フセン……(写真のとおり)。

要件定義

インタビュー・社内撮影

新卒採用サイトに登場してもらう社員たちに、事前アンケートとインタビューを行いました。
それぞれの部署でエース級に活躍しているメンバーを選んだため、インタビューと撮影は忙しいスケジュールの合間をぬって行う事になりましたが、協力してくれた社員たちは、短い時間にもかかわらず自らの仕事観や転機、未来のビジョンを明快に語ってくれました。

インタビュー・社内撮影

スタジオ撮影

社員たちの魅力を最大限に引きだす為、都内のスタジオをお借りして1日がかりで12名を撮影。衣装はブランドを絞り統一感を出しました。
当日はプロのカメラマンさんだけでなく、スタイリストさんやヘアメイクさんにもご協力いただき、まるで雑誌の撮影のような雰囲気でした。

スタジオ撮影

外部パートナーとのミーティング

今回のコンセプトである、社員の仕事観に共感していただく為には、サイトを訪れた学生さんにまず社員に出会っていただかなくてはなりません。その仕掛けがなかなか決まらずにいました。そこへ、外部の制作会社からひとつご提案していただきました。
「(社内にWEB編集部署があるぐらい)言葉の力で人を動かすクリエイティブが得意な全研本社なので、『言葉』でキッカケを作るのはどうか。例えば、画面いっぱいにフワフワと言葉を浮かばせて、感覚的に選んでもらうような動きにしては」
こうして、今回の新卒採用サイトの入り口である「ZENKEN Senpai Finder」が生まれました。冒頭に浮かんでいる言葉たちは、インタビュー時に実際に社員が口にした言葉をピックアップして載せています。

外部パートナーとのミーティング

デザイン・編集・コーディング・プログラミング

ZENKEN Senpai Finder以外のデザインとライティング・編集は内製。
この頃には会議でディスカッションして何かを決めるというフェーズは終わり、それぞれのプロがそれぞれの職務を粛々と全うしました。
今回使った手法のメリットがここでも発揮されるのですが、冒頭の要件定義(デザインスプリント)の時点で、クドいぐらいにサイトの目的やペルソナなどを落とし込んでいるので、各個人の作業になっても目標がほぼブレずに進められました。

デザイン・編集・コーディング
・プログラミング

ローンチ

2017年7月6日、担当エンジニアが本番公開ボタンを押下。その瞬間にフロアに拍手が湧き上がり、ケーキでローンチをお祝いしました。
走り抜けた5ヶ月間でした。

ローンチ

Staff talk

プロデューサー 黒田 高弘
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プロジェクトマネージャー 堀内 厚佑

インタビュー

【黒田】 今回取り入れたデザインスプリントは、僕が堀内リーダーに「一緒に勉強しよう」と持ち掛けて、二人で学びながら進行しましたね。
【堀内】 一緒に、とはいっても経験や実力は断然、黒田次長の方が上なので……最初は混乱していました(苦笑)。
【黒田】 最初はドツボにはまっていたよね。僕が席をはずしてしまうと会議が進まないというのを何度か繰り返していました。
【堀内】 いない間に決めた結論を持って、黒田次長に報告にいくと「方向性がずれている、やり直し」と戻されるというのが何度か続いて……なんでだろうと。
そこで一度立ち止まって「目的」を考え直したんです。そうしたら、目の前のデザインスプリントの枠をただなぞるのではなく、枠を利用してゴールへ導くのが僕の仕事なんだと気づいて。同じ頃に先輩から「PMの堀内が迷ったら俺たちも迷う」と言われたのも響きました。それで、次の会議で僕から「やってください!」とお願いしたらみなさん意外と「はい!」とやってくださった。僕がみなさんをファシリテートしていいんだと自信が湧いてきました。

【黒田】 当事者意識の芽生えですね。その頃から、準備の質が明らかに変わったし。
このプロジェクトを通して僕は、部下が自立していく様を見られました。
【堀内】 このプロジェクト、ちょっとRPGみたいだなと思って。スタートとゴールは決まっているけど、どんな道を歩くかは自由。途中の大事なタイミングに新しい仲間が現れたり。みなさんが僕を育ててくれました。このメンバーがいないと成り立ちませんでした。
【黒田】 「いいもの作ったよね!」とメンバー全員が思える事がPMの腕の見せ所だと僕は思っているんだけど、今回の堀内リーダーはしっかり成し遂げてくれたと思っています。

インタビュー

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